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五木寛之さんの本を読んだ

人生百年時代の歩き方

という本です。

誰もが100歳以上生きるかもしれない。

自分が五木さんと同じ年になったとき、どう思うか分からないんだけど100歳まで生きるのは恐ろしい。元気ならいいけど、長生き怖い

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大学に入りなおす

五木さんは、40歳頃うつっぽく、体がしんどい時があったそうです。そんなとき京都に住んで、学生として龍谷大学で仏教を学んだそうです。

うちのご近所さんにも、退職してから大学にいって学んだ人がいて、とても楽しかったとおっしゃってました。学生の間は勉強なんて全く面白くなかったのだけどこの本にも教室の雰囲気が素敵に書かれていてちょっとうらやましくなりました

お金と時間があったら京都で仏教のことを学ぶっていいだろうな。

大人になってから何か良く知っている先生の話を聞くのはとても楽しくて良いです。

私の場合大学受験に受かるかどうかわかりませんが、五木さんは大学生の頃授業料が払えなくなって大学を中退しているから、大学生活が余計楽しかっただろうと思います。

人生を4期にわける

60歳になったら一人になってみる

最近60過ぎた一人暮らしの女の人が楽しく自分の時間をつかって、それをyoutubeにあげたり本を書いたりするのを見ます。

古代インドの考えで、人生を4期に分けて考える事

中国でも人生を四期に分けて考えていたそうです

五木さんは50歳頃を林往期の入り口にするのが良いかとおっしゃいます

  • 学生期 25歳まで
  • 家住期 25歳から50歳頃まで
  • 林往期 50歳から75歳まで
  • 遊行期 75歳以降

に分けて考えるという事で、アラフィフからの林往期では、仕事も家庭もこどもに引き継いで林の庵でひとり思索の時を過ごすということらしいです。

その後の遊行期では、庵をたたみ、旅に出ます。

家族の絆からも離れて、一人、旅にでる時期、めざすのはガンジス川

そういえば四国のお遍路さんも昔は回復の見込みのない病の人も回っていたということです。理想の死へと向かう旅

中年からのうつについて

五木さんがうつっぽくなってたときに書いた本「生きるヒント」、自分がうつっぽくなったら読んでみようかな

ありのままの気持ちを「悲しい」とノートに書くのがいいそうです。

養老さんの本を読んだ時も感じたのですが、恰好をつけず、ありのままの気持ちを表現したほうが、楽にすごせそうですね

仕事ができなくなったとか人と合わなくなって寂しいとか体が弱ってできない事が増えたとか

そんなことになっても淡々と仕方ないなあって思えるようにしたい

生き物を観察

アメリカの生物学者ディットマーが行った実験で

植木鉢にライ麦を植えて根っこがどれだけ伸びるか計ったら一万一千に百キロメートルという長さになったそうです。

命のすごさが分かる実験ですね

五木さんは生まれたのは福岡だけど、少年時代は戦争中で、朝鮮半島に住んでいて、命からがら逃げてきて、敗戦の翌月にお母さんが亡くなったそう。今では考えられない苦労です。あの頃に比べたら今は天国よね。

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