映画を見に行ってきました。
29日だったら監督の挨拶も見られたみたいなんだけど、バイトが入ってたから断念。
哲代さん
人生100年時代
寿命が来るまで元気でいたいし、人に迷惑はかけたくないけど、100歳にもなるとそうもいかない。
哲代さんは、自分の事は自分でやりたいし、人のお世話も喜んでやるタイプの人で、心が人に向かって開いていると思った。人がいつも周りにいてにぎやか。
お花見の時、こんなに沢山食べきれるの?というくらい大きなお弁当とカップ麺を皆で食べていた。美味しくご飯を頂いて、わらってすごす。プロじゃないけど率先して歌を歌う。良いですね!
哲代ばあちゃんは尾道で一人暮らし
足が悪くなると入院をしたり出たりしながら、一人暮らしをされていた。
施設に入った事もあるけど、体が元気になったらお家に戻る。

哲代さんの若かった頃は本家の嫁なので責任が重かったことが見て分かる。
小学校の先生
小学校の先生だったので、同窓会の様子も映画の中にでてきた。
集まった生徒は、もう皆おじいちゃんおばあちゃんになっていた。
戦中戦前、戦後で指導の仕方がガラリと変わったから先生も生徒も大変だっただろうな。
妹の桃ちゃんに会いに行く
哲代さんの妹の桃ちゃんは、脳梗塞をして施設に入っている。もうしゃべることが出来ない
神戸の施設に会いに行ったとき、コロナ禍だったからか10分だけアクリル板越しに会う事しかできなくて、もどかしい。
哲代さんは大変な事、しんどいことは言葉では語らないけど、文字に残されていた。
手に触れたり、そばに行ったりしたかっただろうに。
哲代さんを見習いたい
いつも心が全開の哲代さんを見習いたい。恰好をつけることも、隠し事もなく過ごしたい。

夫が亡くなって20年。20年って子供が成人するくらいの長い時間。
作中で哲代さんに子供が出来なかったことを申し訳なく思っている文章が写された。
100年もたつと常識が変わるもんで、今だったら子供がいなくても負い目は感じなくてすんだだろうし、子供ができないのは女の人だけの責任じゃない。
私も何か嫌な事があっても切り替えて哲代さんのように生きる事が出来たらいいなと思って映画館を後にしました。