金曜ロードショーで見ました。
宮崎駿さんの作品は自然の描写が綺麗で映像もすばらしいです。皆が考察動画や、解説をのせてくれている。
時間を使ってそれぞれ考察した動画を作ってあげているっていうのは、この映画が、注目されている、すごい作品という事だと思うんだな。

元気なおばあさん。見てて元気をもらえる。
どういう話?
吉野源三郎さんの君たちはどう生きるかという本を読んだ時は、なるほどね!と思ったけど、映画はストーリーも違うし、つながりがあるのかと言えば、無いと思う。
このストーリーを思いつくかというと、私のような凡人では思いつかないし、ウケを狙ってきれいに収めようと思ってしまう。(きれいに収まってないと言いたいわけじゃない)
主人公の眞人の設定は11歳だそうで。
11歳で母を亡くしたのに、お父さんは、母の妹とスピード結婚して妹はすでに妊娠しているって気持ちが追い付かない。

小学生の時にお母さんが急死したら病むよね
お父さんはモーレツ経営者
お父さんの工場は好調な経営をしているようで、眞人が住んでいる家も立派で、お手伝いさんも沢山いる。何故か皆おばあさんだけど。
学校にその当時高級でめずらしい車、ダットサンで乗り付ける(めっちゃ目立つ)
眞人がケガをしたときは、300円を校長に寄付して力を見せつける。

目立ちたくないお年頃よ
だから転校したてなのに、クラスメイトになじめない。
夏子と久子
新しいお母さんは夏子
火事で亡くなったお母さんは久子。
どちらも美人。
失踪した夏子を追いかけて眞人は不思議な世界に入り込む。

あそこには入っちゃいけないって言われると
行きたくなるよねー
鳥が可愛くない
このお話に出てくる鳥が見事に可愛くない。

眞人なんて、セキセイインコにつかまって、料理されかけるんだから。
アオサギも何だかコミカルだし、ペリカンも可愛くない。

人間が食べられそうになるなんて
注文の多い料理店みたい。
ところどころ分からないけれど
最後はすっきり解決、アオサギもあやしい奴から良い奴になって、他の鳥もかわいくなって大満足、家族であれはこうだ、これはこうだと、沢山話をしました。

面白かった。何が正解とかじゃ無くて自分で決めたので良いと思った。
眞人が眞人のお父さんみたいな生き方をするかは分からないけど、べたべたしてない家族で良いと思った。

鳥がたくさん飛んでいるのを見ているだけでも、開放感がある。