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同行援護の仕事について

こんにちは、アラフィフ主婦shiboです。

今日は同行援護の資格を取った時のことを書きます。同行援護とは、目が見えにくい人の外出などをお手伝いする仕事です。

人の手助けになる資格だよ

目次

3日でとれる資格

この資格を取ったのは、当時働いていた職場に目が見えない女の子が、同行援護の資格をとって派遣された人を連れて遊びに来ていたのを見たからです。

散歩が楽しめたり、病院や銀行にスムーズに行けるよう毎月、何時間か派遣されます

利用する人の目の状態によって、派遣される時間が決まります。

職場に来てた女の子は、どんどん外に出ていろんな体験をしたいアクティブな子でした。
点字の本を貸してもらいましたが、指だけで読み取れるようになるには、かなりの訓練が必要だとおもいました。

今は情報源が点字本だけでなくネットで本も読み上げてくれるし、スマホで調べものもできるそうです。

この資格は3日通って講義をうけたらとれると聞き、申込むことにしました。

教科書代込みで18,000円払って、講義を受けました。先生に現金で支払い領収書をもらいました。

先生はお金を確認できないので、生徒みんなに見てもらいました

先生が学生の頃に突然じわじわと目が見えなくなっていったという経験の持ち主だったので、カリキュラムが教科書どおりではなく、目に障がいがある人の気持ちによりそうものでした。テキストは、あとは読んでおいてねと渡されました。

どんな授業をうけたのか

集まってきた生徒さんたちは、女性のほうが若干多く、9人くらいでした。50人ほど、この資格を取りに来るときもあるらしいです。

白杖(目の見えにくい人はこれを扱って一人で外出できる)をもって、壁の位置を確かめながら歩いたり

アイマスクで目を隠して階段を上り下りしたり(降りるほうが怖かったです)

障害物があったら先に言葉でお知らせし

腕を引っぱらないようにしたり

自分も目隠しして電車に乗せてもらったり

どこに味噌汁があってどこにおかずがあるのか、ご飯をたべたらどんな味なのかなど色々やりました。

皆で和気あいあいと授業を受けたよ

援護する人は、目が見えない人のお世話を何でもしてあげないといけないわけでなく、黒子のようなものです。

目が見えなくなっても訓練すると外に散歩に出かけたり、身の回りのことができるようになり、自立した生活を送れるようになるそうです。

家に閉じこもりがちな人が多くなるそうで、この制度をどんどん使ってほしいということでしたが、ほとんどの視覚障がいがある人が、この制度を使っていないそうです。

なれると一人で、電車にも乗れるんだと聞きましたが、点字ブロックの上に自転車や車をとめたり、障害物を置いたりすることは、目が見えない人にとって大変危険なことと知りました。

実際に働いてみて

免許をとって、働き始めました。利用者さんとの距離が近い仕事です

ボランティアで、障がいがある人達のための運動会のお手伝いに出たりしました。

卓球をやったり、フリスビーを投げたり、
それぞれの施設で作った物を売ってたり。

援護をしたその人についての話を聞いたり、コンサートや、レクリエーションについていくなどといった楽しいこともありました

働かなくなった理由

人が相手なので、ケガをさせないよう気をつかいます。

クレームもきます

体を動かしたい人によい資格で、年をとっても働くことができます。

私が今やっていない理由は、交通費の支給がないため、30分かけて利用者さんの家に行き、1時間の散歩をして帰ってくる

利用者さんの都合が悪くなるとキャンセルになり、月2万円くらいのお給料だったのと

雇われていた事業所が遠くて、報告書を持っていくのが大変だったからです

年会費の請求と、ボランティア活動もありました。

時間が合わなかったら他の人にやってもらうこともできます。この資格は試験があるわけではないので、気軽にとれます。副業にいいかもしれない。

援護する人たちは、自分で車を運転することがなく、足をつかって移動するので、歩くのが苦ではない人が多かったです。

学生に戻った気持ちを味わえる

資格を取ることの、何がいいかって、学生に戻った気持ちになれるのです。学生の頃、勉強嫌いだったのになあ

アラフィフになって何かを学ぶのは良いです!世界が広がります。

援護してくれるのはこの人がいいって気に入ってくれたら仕事がたくさん入ります。

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