今日は、給食からの革命という映画を見ました。
とうおんオーガニックフェスティバルで上映されました。
オーガニック野菜とか宅配してもらったらいいんだけど、もう子供も家にいないし、電気代も高くなってるから、
もういいかなと思いますが、環境にやさしく農薬を減らしたり使わないのは良いなと思う
この映画はフランスの映画で。さすが農業の国だと思いました。毎日こだわり食材を食べるって、家庭菜園でオーガニックの野菜を作るか、高価な野菜を買うことができる富裕層でないと難しい話じゃない?という問題を、行政を巻き込んで給食にしてしまうということで、農家にも子供も環境にも良いという着地点にたどりついています。
この映画は、映画館で上映するものではないみたいで、誰かが企画しないと見ることができない映画のようです。
肉の中でも特に牛を食べるのをやめると、牛一頭につき1500人分のご飯を確保できるということで、肉食を週に100グラムまで減らすと環境にとても良くて、豆などを食べると肉から必要なアミノ酸もとれると言ってましたが、特に牛肉は美味しいんだよね。
牛に食べさせる穀物を人間が食べたら1500人分の食料になるんだとか。
有機栽培と慣行栽培
広大な農地で大豆を育てるのと、家族で畑をやるのとでは収穫量が全く違うから太刀打ちできないけど
蜂や鳥が遊びに来る畑でオーガニック食材をつくって、子供が朝収穫した野菜が昼には給食になっています。食育も兼ねていて贅沢。
残食を出さない工夫をすることで、コストを抑え、こだわり食材でもやれているそうです。手間はかかりますね。
ブラジルでの取り組みでは、ズボンも買うことができない貧乏な農家さんが給食の食材を作るようになってから家や車を買えるくらい豊かになって、町に稼ぎに行っていた息子たちを呼び戻して家族で農業をすることができるようになりました。
安定して買ってくれる仕入れ先があると、つくった野菜が無駄になることが無くて安心
貧困層の子供が給食を食べられるようになったことで、成績があがったり、問題行動が減ったりしているそうです。
昭和の給食
小さいころ、食が細くて給食が食べきれなかったとき、皆食べ終わるまで残されて食べたり、好き嫌いがゆるされなかったりしましたが、今はアレルギー対応もしっかりしているし、リクエスト献立があったりして、楽しくなってます
苦手な食材も、大人になったら食べられるようになった経験から、苦手なものも全部食べなくてはならないことはないと思いいます。体が大きい子も小さい子もいるし
自分で食べられる量を子供が選ぶ仕組みを取り入れている学校もありました。
給食にかかわっている人たちはとても頑張っている!
環境のこと
森林を焼いて作った農地で化学肥料や農薬をたくさん使って作る野菜は、安く大量につくれるけど、環境に負荷をかけて、このままでは地球に住むことが難しくなるから、環境に良い農法をしようという訴えも作中で見られました。
廃棄する食料を集め、草や木とまぜて熟成させて堆肥にする仕事をしている人もいました。食べ物を残すと罪悪感あるもんね
あと、土って人間がつくることができないから大事なんだそうですよ。
帰ってから土いじりをしました
真砂土だからあんまり野菜できないけど、ジャガイモとたまねぎ、ニンジンを植えました。
買った方が安くつくけど育てるのが、楽しみだから。
自分が作ったものだったら、ちょっと癖があってもおいしいです。
上手い仕組みは無いものか
格安でとまれるホテルの朝食もおいしい。コンビニにもいつ行っても食べ物が売ってるし
企業は努力してるなあと思います。すごいサービスですよ。
オーガニック食材は高いから、お金を払わないと食べることができないけど、自分で育てるとか、農家さんから直接買うとか、給食にこだわり食材を出そうと思ったら、行政の力がいるなあって思いました。
それにしても、日本は豊かよね。食べる物たくさんあるもん