アマゾンプライムで映画見ても見ても追いつかない。
オッペンハイマーを見ました。
原爆の父
この人だけが原爆を開発したわけじゃないけど、責任者だし
全責任を負わされるよね。
その時は英雄のように祭り上げられて
戦争が終わって雑誌にのったり、大統領に褒められるシーンもありますが

大統領は、先住民に土地を返しては?という提案を無視するなど
ちょっと悪そうに描かれている
オッペンハイマー博士は、裁判によって悪者にされてしまう。

作中に名前だけ出てきた
ケネディは良い人そうだった。
戦争は負けたほうが悪いという事になる
なら、勝たないといけない。
爆弾によって戦争に勝ったから目的は果たしたんだけど。
強い爆弾を作っても、また他の爆弾を作る
原子爆弾の実験、計算ミスや、核分裂の調節が上手くいかないと地球ごとふっとばしてしまう。
暴走せず無事に爆破が成功して、皆で喜ぶシーンがこの映画で一番嬉しいシーンでした。
その後アメリカが強い爆弾をつくったから、もう戦争なんてやらないって事にならず
皆が、核を作って対抗するなんて、悲しすぎる。
普通の人間
オッペンハイマーは日本に来てくれて被爆者に「ごめんなさいごめんなさい」と涙を流しながら謝ったというエピソードがあるそうです

被爆地には、行かなかった。
行けないよね。
この時代に生まれないでもっと平和な時代に生まれていたら、どんなすごい仕事をしていたか先生になってたか
晩年寂しく過ごすことは、なかったのではと思いました
天才だから私とは違うと思ってしまうけど、恋愛したり、浮気したり。喜んだり悲しんだり
どうしようもない事情があって、もっと良くなると信じてやった事が、違う地点に着地するなんて事、ある。
人間がいる所に爆弾を落とさないで済む方法。なかったかな
ニコニコ見られる映画ではなかったけど、アインシュタインと対話するシーンがあり、そこはホッとしました。アインシュタインも色々考えただろうな。