ガンジーのお孫さんの話を読みました。

マハトマガンジーさんは、非暴力をつらぬいてイギリスからの支配に対抗した人です。
若いころから、ひどい差別をうけてきて周りの人もそれが当たり前とやりすごしていた時に、それは違うよと身をもって戦ってくれた人。

ずっと差別をうけてると、
差別が当たり前の生活になっちゃう
今、洋服が大量に捨てられている
バングラデシュなどで大量生産されている服が、売れなくて捨てられている。
現地の人は、子供も学校に行かず洋服をつくって仕事をしていて、一日中働いてもお金がたまらず、スラムの暮らしから脱出できない。
それなのに一度も着ないで捨てられてしまうなんて、どうなってるの

デザインが悪かったの?
自分で作る
ガンジーが活動していた時のインドでは、綿花をイギリスに売って、それをインドが輸入する事でお金を儲けてイギリスの労働者が生活できていた。
それを、自分で糸を紡いで洋服をつくるんだよという活動をし、どんな権力を持った人に会う時でも、自分が作った服を着て会ったそうです。
インドの人が自立できたら、イギリスに搾取されないもんね。
正装
他国の人に会う時も自分で作った服で会う。
そんなガンジーさんの銅像がイギリスの国会議事堂前の広場に立ってます。
もちろんスーツなんて着てないです。
ワイシャツとネクタイ、きれいな靴を履いてないと就活が上手くいかない
自分で作ったら思いのほか手間がかかるから、大事に着るけど、安く買ったモノは大事にしないかもしれない。

洋服を捨てるというのも
安く大量にあるからだよね
凡人には難しいけど
ガンジーはイギリスからインドの独立を勝ち取った人です。最後は暗殺されてしまいましたが、銃を撃ったヒンドゥー教右派の人を許すジェスチャーをして亡くなりました。
ガンジーは肩書も富も地位もなかったのに、亡くなった時は150万人。早く葬儀をしないと、デリーにもっと人が集まるだろうと急いで葬儀をしたそうです。
塩の行進をしたときはインド中から人がついてきて、一緒に牢屋に入れられたそうですが、集まった人数が多すぎて牢屋に入らない

塩をつくってはいけないなんて、他国の人が作った決まりに従わないといけないなんて、無茶よね。
サルボダヤ
サルボダヤは、ガンジーが好きな言葉で、サンスクリット語で、「すべての人に幸せを」という意味だそうです。
みんなが自分の事だけでなくて他者を思いやることが出来たら世界は変わりそうですが、権力、お金を持ってしまうと自分の富を末代まで手放したくないと思うよね。
(権力とお金をもって、世の中を変えようと活動をしてる方ももちろん居ます。)
うちは庶民なので、わかんないけど、お金持ちの人がもっとお金が欲しいと、犯罪に手を染めるニュースを見るとお金の魔力は怖いと思う。
お金って人を平等にしないんね。
この本を読んで、ユニクロとか買ってるけど、モノを大事に使い切ることをしたいと思いました。小さなことから心がけよう。
アルンさん
この本の著者ガンジーのお孫さんのアルンさんも亡くなってしまいました。
アルンさんも同じように子供のころから差別を受けて、お嫁さんをもらったときも、故郷の南アフリカに帰ることが出来ず、苦労なさってます
ガンジーと一緒に過ごして、思いを吸収して、色んな良い活動や講演をされました。
ガンジーは普段は、わざと超不便な所で質素な生活をしていました。じゃないとバスに乗って皆が合いに来るから。
本当に大事な物って、お金や物ではない。映画も違う所もあるけど良く出来てるとおっしゃってるから、見てみようかな、辛そうだな。