京都の二条通りは、昔からのお薬を扱うお店がある通り
どんなお薬があるのか、行ってみました。

結論から言うと漢方です。
頭痛もちなので、主に頭痛にならない生活をテーマに相談に乗ってもらいました。
二条のきぐすり
生薬や高麗人参を展示して売るし、相談にのってくれてお得意様には調合もされているお薬屋さんに入りました。私は旅の途中なので既製品を購入しました。
お医者さんやドラストで売ってるような、ツムラやクラシエの漢方は無かったです。
私が買って帰ったのがこれ

ドラストでは見たことが無い薬です。
登録販売者もお医者さんも患者様に漢方をお勧めするのは難しいと思っています。
その人に合う薬を選べたらすごく効くけど、効かない薬は全然効果がでたように感じない。すると、保険が効かないドラストは特に値段も高いしクレームになりそう。
漢方を出さないお医者さんが多いのは効かないと言われると困るからと思います。
二条のきぐすり
この歴史ある薬屋さんで漢方と健康食品しか置いてなかったという事は
漢方のほうが、西洋の薬より日本で使われた歴史が長いって事なんですよね。
一条戻り橋、二条のきぐすり屋、三条のみすや針、、とわらべ歌に登場するくらい、二条通りには、薬問屋があったそうですが今では8分の1の数に減ってしまったとか。
私が買った漢方はお医者さんでは出ない漢方らしくて、高価だけど飲み続けることができたら良いんだろうなって飲んで思った。
舌を見せてくれと言われたので、表裏ともに見てもらったら、血の巡りが悪いのと、血が足りてないとおっしゃって漢方の紹介をしてくれました。

色んな見たことがない漢方と、五苓散とか白虎化人参湯とかメーカーは違う会社の製品だけど、おなじみの薬がありました。
早く良く効く
薬って昔はすごく高価だっただろうと思うのですが、今は保険で安く手に入るし、ドラッグストアで夜中でもすぐ手に入る。
24時間営業のドラッグストアもあるし。
お医者さんが処方する頭痛薬なんかは、早く良く効くので、助かるけど薬が効くのが当たり前だと思って薬に頼り切ってしまい体に気を付けなくなっていたかも。
本当は体の声を聞いてあげたほうが良いんだろうなあ
現代人はゆっくり効くのは許せなくなってるかも。
昔ながらの薬
お医者さんの言っている事は正しいんだけど
店主の方とお話をしてたら体のバランスを自分で感じて悪くなる前に自分で食べ方を変えたり、休んだり体をうごかしたり、良く寝たりして体をいたわって対処することは大切だなと思いました。
薬を過信せずに、自分の過ごし方を見直す事をしないといけないなとも思いました
毎日こってりラーメンを食べ続けられるほど強じんな胃を持って生まれてないからなあ。
黒い軟膏を売る店は、やっぱり無くなっていた
彬子(あきこ)女王殿下が使った黒い軟膏のお店

軟膏を売っていたお店の前まで行ってみました。もちろんあいてない。
後継者がいなかったからとか。私がやりますからこの薬を残してー、とも言えない。

歴史がある古いお店が、これからも残って欲しい。