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宮沢りえって、私と同世代なんですが、いつまでもきれいですね

アマゾンプライムに同じような名前の「紙の月」という作品があってその映画の主演もされていたけど

横領の話で怖そうなので途中で見るのやめた。毎日お金見てたら感覚が狂うんかもね。

こちらは、宮沢りえ演じる堂島洋子と、夫の昌平を演じるオダギリジョー

夫婦の子供には障害があり、3歳で亡くなってしまう。

子供が死んじゃうのが一番つらい

目次

書けなくなった小説家

洋子はヒットした後書けなくなった小説家なのだけど、パソコンに向かっている場面があるから何かを作ろうとしているのが分かる。

映画の途中で妊娠していることが分かるけど、40過ぎてるからとか、この子にまた障がいがあったらどうするか考えて産むか迷っている

自分の生み出すもの、作品に自信が持てないと作中で話をする

オダギリジョーはバイトをしながら映像クリエイターを目指し、妻の洋子を尊敬する良い旦那さんだ。

いいものをつくっても
人気がでるかは、分からないよね

仕事先の現実

重度障碍者の施設で働くことにした洋子は、同僚の小説家を目指す陽子と、絵が上手い磯村勇斗と一緒に、施設の中の現状と、虐待を見る

現実はつらい

大変なお仕事だ

きれいごとという言葉

作中で、きれいごとという言葉が沢山出てきた。

私も、人に極端な思想を持っていると言われたくないから、臭いとか、汚いとか、人が見たくない話はしないけど、現実そういう世界もあるし、見えないようにされている

皆何で重度障がい者の施設で働こうと思ったの?と思うくらいしんどい場所の描写が続く

きれいごとが言えない場所。

でも、税金をかけて困らない仕組みをつくってくれた国と、そこで働いてくれる人がいないと、重度障がい者を、その家族だけで何とかしようとするのは難しい

誰が悪いとか、
間違ってるとか言えない

無駄なものに税金をかける

きれいごとが、全く無い。宮沢りえの私服と私生活がオシャレなのが救い。

同僚の絵がうまい「さとくん」と小説家を目指す「陽子」と4人で話をする場面があるんですが、怖い。

4人とも皆モノを作り出す人達

オダギリジョーは本音で問いかける二人の話を何でもない楽しい話題に変えようとするが

さとくんと陽子すごい。ずかずかモノを言いすぎるから「あなたの言っていることが分からない」と夫妻が作中で言うのを何回も聞いた

才能がある人の意見を、
ぶつかって聞いてみたいよね。

難しいテーマ

洋子が書いてヒットした小説は3.11をテーマに書かれたものだったが、陽子に、きれいごとで、現実をかいてないと言われる。

本人の前で本人の作品を
けなせないよー

さとくんに、洋子は、妊娠した子に障がいがあったら、おろすのか、問いかけられる

これも家族でも言えないセリフよ

決断するのが難しいから、見なかったふりをしても、どうにもならない。

この映画のモチーフの相模原障害者施設殺傷事件は、施設の職員が障がい者を19人殺した事件です

殺したのは悪いことだけど、この映画を見ていると、その人が何を決断しても周りの人が何か言う事は出来ないんじゃないかって考えた。

この夫婦が仲が良いのが良かった。

クリエイターって、本当すごいと思う。真似ならできるんだけど、一から生み出すのは大変。

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