鉄分が足りなくなると貧血になる
というぼんやりした知識しかないので、本を読みました。
献血も、比重が足りないから全くできない
調子が悪いわけじゃないから困ってないって思ってたけど、東洋医学で見ると、体が冷えるとか頭痛があるのは体の血が少ないとか巡りが悪いとか病気じゃないけど調子悪い状態なのよね。
閉経してから、頭痛になる頻度がめちゃくちゃ減ったので頭痛も貧血が原因だったのかな
腸から出血があっても貧血になる
内臓から出血があると貧血になるって。そうよね、内臓出血のせいで流れてしまった血を再利用するなんて仕事が増えたら体は仕事が増えすぎて大変だ。
内臓は目で見てチェックできないから早く病院に行かないといけません。
めまい、たちくらみは貧血の症状だろうなって思ったけど
頭痛、肩こり
手足のしびれ
も、貧血の症状なんだって。
比重が足りないのも鉄がたりてないのね。
鉄は10mg摂取しても1mgしか吸収されない
吸収されなかった鉄は、体外に排泄されてしまうんだって。100ml出血すると50mgの鉄分が体から無くなってしまいます。女性の生理で1月に無くなる鉄分は30mgだそうで、女性はつとめて鉄分を取らないといけないですね。

消化器内科医の先生と料理研究家の方の本です。
鉄は非ヘム鉄とヘム鉄がある
非ヘム鉄は植物に含まれ、ヘム鉄は、肉に含まれてます
ヘム鉄はレバーに沢山含まれ、赤身肉、まぐろ、いわし、かつおにも含まれます
鹿肉にも鉄分たっぷり。ジビエが苦手な人もいますね
非ヘム鉄は、小松菜、ほうれんそう、たまご、豆乳、青のり、のりなどに含まれます
豆も良いです。卵は、一人暮らしで難しい料理が出来ない時でも食べやすい。
鉄は酸素を体中に届ける
血液の中の成分ヘモグロビンが鉄とくっついた酸素を体中にとどけます。
ヘモグロビンは120日で寿命が来るので、壊されますが、鉄はリサイクルされてまた使われるし、体に貯蔵する仕組みもあります。
貯蔵鉄をフェリチン鉄といいます。血液検査でフェリチンの値を調べられます
鉄が不足して貯蔵している鉄分を使い始めても自覚症状がないので、早めに気づいて鉄分をとったほうがよさそうですね
落ち込みやすくてやる気がでない
これも鉄分が不足したら出る症状で、その他、集中できないとか、人と会うのが嫌な人も鉄分不足を疑った方がよさそうです。
幸せホルモンの生成にも鉄が使われるんですって。深刻になると、うつやパニック障害になることもあるそうです。
サプリメントで鉄をとる
サプリメントはお手軽で、沢山売ってます。
ヘム鉄とフェリチン鉄は吸収されやすく、非ヘム鉄は胃が荒れやすくて吸収しにくいと書かれてます
それならヘム鉄とフェリチン鉄のサプリを探してみても良いかもしれません。クエン酸とかビタミンCと一緒になってて吸収を良くするものもあるようです。
鉄の吸収を阻害するモノ
コーヒーや緑茶に含まれるタンニン
玄米やライ麦に含まれるフィチン酸
さつまいもやたけのこ、ホウレンソウのアクに含まれるシュウ酸
ハムやかまぼこに含まれるリン酸塩
鉄と一緒に食べないほうが良い食べ物たちです。
鉄を吸収したいときは、緑茶やコーヒーを飲みながら食事するのは止めたほうが良さそうですね
具体的なレシピも載ってます
鯖缶や、あさりや、ツナの缶詰を使ったレシピも紹介されてます
カロリーは高くなるけど水煮よりオイルのほうが鉄分が沢山とれます
レバーも食べたいけど、家族は苦手であんまり喜ばれない、ここに載っているようにハンバーグに混ぜても良さそう。
カレーとかハンバーグみたいな味が濃い料理はわからないかもしれない。今度作ってみよう