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有機農業研究会の全国大会に行ってきた

農家さんでも何でもないけど、有機農業の研究会の全国大会に行って話を聞いてきました。

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有機でも薬は使う

虫と共存してお米を作っている話を一番最初に聞きました。

虫も、最初は農薬で駆除できるんだけど、だんだん耐性がついて薬が効かない虫や菌が出てくるとか

もっときつい薬をかけるようになると、薬をかける農家さんの健康のことも気になります

虫にも益虫と害虫と何もしない「ただの虫」がいる

たとえば、ただ飛んでいる蚊に似ているウンカは害虫ではなく、ただの虫と言ってました(ネットで見ると、ウンカは害虫に分類されてます)

このお話をしてくれた宇高順子さんによると、じっとしている虫が害虫で、すばしっこい虫が益虫とただの虫なんだって

有機栽培の田んぼだけ無事だった

2016年と2020年に今治でウンカの被害があったそうですが、有機の田んぼは無事でした

一生懸命作った作物を枯らしてしまう虫がいたら、全滅させたくなるかもしれないけど、畑には多様な虫がいたほうがバランスをとってくれて、被害が少なくてすむという話でした。

今年2024年は、カメムシが大発生してるらしいです。ドラッグストアでは、ゼロノナイトをお勧めしています。良く効くそうです

農業は重労働

ミカンを作っている生産者さんが、ミカンの種類や場所によっては無農薬で出来る物もある

と言ってたけど、カメムシも飛んでくるし、台風もくるし、作物を育てるのって計算通りにはいかないんだなと思いました。

斜面で作ることが多いミカンだからお世話するのも、大変よね

農家さんから直接買う

農薬なしのお米は、JAに出荷すると安く買われて他の人が作った米と混ぜられて売られてしまいます。

なので個人的に買えたらいいけど

あんまり高価だと庶民には手が出しにくいなあ。というか、作物が安すぎるのかも?

肥料も燃料も値上がりしている

戦争から、いろんなものが値上がりしていて、農業の資材も値上がりしているそうです。何と3倍!

そりゃそうですよね。

自然栽培をされている中田伸二さんは、何も持ち込まずに畑を作っていてマルチングをしたり、機械でたがやしたりはするけど、薬をまいたり、肥料を入れる手間は無い。

私も、自然栽培をしてますが、ぬかをもらったらぬかを入れるし、臨機応変です。

楽天農業の遠藤忍さんは、有機で作った曲がったきゅうりや育ちすぎたホウレンソウも加工して冷凍して出荷するとおっしゃっていて、いい事だなと思いました。

スーパーではきれいな野菜しか売れないけど、家で使うなら形は何でもいいもんね

てんぽ印の村上尚樹さんは農業の良さは、健康とつながりだと言ってて、雨の日でも年間続けて仕事があるように、乾燥野菜を作っているそうです。

天気が悪い時は収入なし!ってことになると困るよね

畑で作物を作っていると

土が年々良くなっていくなあということを感じます。

畑には虫が沢山いて、去年は大豆とかぼちゃは全く取れなかったけど、オクラは山ほど取れました。

虫がいるのに慣れているから、畑に全く虫がいなかったら、という想像をするとちょっと怖い。

オクラの芽

このオクラ、せっかく芽を出したのに植えるのが早すぎて3割しか残らなかった。焦りは禁物ですね

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