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サ・シットジョブ

私労働小説

というブレイディみかこさんの本を読みました

ブレイディみかこさんは「僕はイエローでホワイトでちょっとブルー」というLGBTや差別などがテーマの本が有名です

目次

ブルシットジョブなら聞いたことある

ブルシットジョブは、くだらない仕事(犬のうんこくらい役に立たないという意味だったと思う)

シットジョブはくそみたいに報われない仕事という意味だそうです。

報われない仕事

大事な仕事や、責任が大きい仕事なのに、報酬が安すぎるとか労働に見合ってないって

ずっと同じ仕事をしてたら比べられないから分からないけど

色んな仕事をしたら分かるかも。それが外国のことだと余計知らない世界です。本を読むと、別の世界をのぞくことができて良いですね

外国で働くのは大変そう

この本は、フィクションか小説かわからないところが良いのです

短編なので、色んな世界をのぞけます

日本で働いてお金をためて外国に行く話もあるけど、大体外国で働く主人公が舞台の話

外国で働いていると素直に言うことを聞いたり、気を利かせたりしていると

たくさんの仕事を押し付けられて対価をもらえない事も。ハッキリ物を言うことが大事そうです

日本人はハッキリ物を言わないし、外国に住んでても年が若いと悪知恵(!)が働かず上手く伝えられなかったり

怖い話だ

と思いながらも軽快に読み終わりました。

日本でも色々あるけど、そこに人種差別などの序列も入ってくる。

家がお金持ちな人と、根回しが上手な人

家がお金持ちで守られている人が仕事をするのと、何のバックボーンも無い人が仕事するのは違うし

一生懸命仕事をしてる人が必ず報われるわけでもない

あきらめないといけない事もあるし、今は平民と貴族とか言わないけど

上流階級の人たちと自分たちが対等に働けるわけではない

「働いていると、そういうこと、あるよね」

っていうこと、二十歳の頃には分からなかったこと、若い女の子は特に知恵がいること

仕事がしんどい人や、外国で働きたい人。若い人に読んでほしいな

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