松山市にある、たんぽぽクリニックの話です。この漫画、読みやすいです。お医者さんが一人一人の人生に向き合ってくれてます。その人らしく人生を過ごすことについて考えます。
施設では、利用者さんがこけてケガをしたとか、介護士さんにいじめられたから訴えるとかで、家族と訴訟問題になることもあるそうです。
介護士さんは、プロだけど他人なので、利用者さんのやりたいことをかなえるのは難しいけど、家族なら、「焼肉食べたい」って言われたら焼肉を食べさせることもできる自由があります。
施設では、家では買うことができない道具があったりして、介護する人の負担が少なく、お風呂やベッドへの移動を安全に使えるのが良いです。お医者さんとも連携していて夜も安心です。
お金をつかえず亡くなった人の話
不景気が30年以上続いていますね。バブルの頃が嘘みたい。今日は、田舎の親戚に聞いた、お金を使えなかった人の話を書きます。お金ってなんだろうと思った話です。
ものすごく不便な、きれいな離島で真珠の養殖の責任者をして生計を立てていたAさんの話です。休みなく働いたAさんは、ちょっとした財産を築くことができました。
子供ができなかったので養子をもらいました。成人した男の子は家庭をつくって近くに住んでいました。
Aさんはおじいさんになり入院したあと、病院で亡くなったので、息子さんが遺品を整理することにしたのですが、小さな離島で回収車がこないので、粗大ごみは島の端にもっていって焼却します。息子さんはせっせと遺品を焼却していました。
ある日、奥さんも片づけを手伝いに来ました。旦那さんは、ざっと片付けてたけど、整理しながら片づけをしていた奥さんが封筒に入った、いろんなところに隠されたお金を見つけました。
旦那さんは紙ごみを確認せず、そのまま焼いてしまっていたので、奥さんが来てから見つけた数十万は焼かずに済んだけど、誰にも遺産を分けたくなかったのかなあ?と、周りの人たちは思ったそうです。
使ってから死ぬか、残すか
生きているうちにお金を誰かに渡すと感謝されるし、自分に使うこともできたのに。
うちの母世代は、労働、家事、家族の世話と忙しく過ごしてきたので、今更なにをどうして遊んだらいいのかわからなくて、外に出るのが億劫といいます。
子供は子供で自立して、自分は自分で健康で死ぬまで労働して、お金は全部使ってから死ぬのか理想だけど、何かの時のために、分かるところに貯金しておこう。