若杉友子さんの本を読みました
京都の中心地でひと月5万円以下で暮らしています。ばあちゃんは86歳、京都の神社仏閣をめぐったり、源泉かけ流しの温泉に行ったり野草をつんで食べたり、お金を使わなくても楽しそうに生活しています。

都会に住んだらお金が沢山いるんだろうなと思うんですが、自分をしっかり持っていたらそんなことはないんだな。
京都って家賃がとても高いのに2万円台の物件に住んでるんだって。隣にお墓があるけど、そのおかげで日当たりが良いそう。
肉、たまご、牛乳を飲まない
ばあちゃんの健康の秘訣は昔ながらの食生活をすることで、砂糖もとらないそうです。
肉を食べると文句をいうようになる。
牛はモウモウ、豚はブーブー、鳥はケッコウケッコウと騒がしくなると。肉や卵はタンパク質が豊富だから食べたほうが良いと思うけど、昔の日本人は牛と豚は食べる事なかっただろうから、ベジタリアンで大丈夫なのかも。
そうすると寒い冬も身体が冷えなくて最低限の暖房ですごせるし、元気でいられる秘訣なんだって。
電気が無くても生活できた。
京都の北部の綾部に住んでいた時、停電が24回あったそうですが、五右衛門ぶろ、いろり、かまど、火鉢、豆炭こたつ、七輪があったから全く困らず、雪かきも自分でされてへっちゃらだったそう。
野草茶や、手作りチンキ
ヨモギや蛇イチゴを焼酎に漬けてチンキを作って化粧水にしたり、湧き水を顔につけて化粧水がわりにしているばあちゃんは、立派な家やブランド物には全く興味がなく、旦那様が生きていた頃、外国に連れて行ってもらったり、何か買おうか?と言われてもときめかなかったんだって。
子供のような感性を持っているなあと思います。
考える事
昭和五年に起きた、お金が紙くずになった事件。昭和恐慌の事を言い、そんな時代が来ても自分が揺らがないためには
自分の頭で考えないとダメって
ばあちゃんの師「桜沢如一さん」は、考えるとは「神返る」
答えを教えちゃダメで自分で考えなくちゃって教わったそう
今の子供たちは、〇×で答えを詰め込まれる教育をされて、上から与えられたものは、人生に役に立たないから
自分の頭で考えないと人のためにも自分のためにもならない。
何でもお金で買える時代は終わりが来るよとおっしゃいます。

断言されると怖いけど、
考えておけば恐怖は無くなるかも
桜沢如一さんはマクロビオテック(肉を食べない菜食主義)の創始者です。オーサワの創始者でもあります。自然食品の有名メーカです。