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この世を生き抜く最強の技術

わびさんの本を読みました

自衛隊の幹部候補だった「わび」さんは歴代優秀成績者に名前が載るなどエリートとして、プレッシャーがありながらも、幸せに過ごされていました

自衛隊のエリートというと、鬼教官が頭に浮かび怖そうなイメージですが、この方は女性を大事にするロマンチストです。本を読んでると奥さんを大事にされてるだろうなって感じました

目次

パワハラ上司にあたる

妻が双子を出産したので、妻の実家近くに転勤願いを出して転勤した先に、ものすごいパワハラ上司がいました

もともとはわびさんの先輩をいじめていたそうですが、先輩が心療内科に通い始めてから標的がわびさんに変わりました

上司が気のすむまでパワハラを受けた後仕事をして帰るので毎日家に着くのは深夜1時を過ぎており、次の日は朝5時から勤務です。

考えただけで生きているのがつらくなりそう

メンタルダウンする

バリバリ仕事をしていたわびさんですが、とうとう昼休みにおかしくなり病院に運ばれます。3か月の休みをもらったとき、自分がいなくても仕事がまわっていき、いらない仕事がなくなるのを見たそうです

医師のすすめで実家に帰ったときに、どこかで死のうと思ってたのに、故郷や大事な場所、いるだけで落ち着く場所にいて、筋トレやランニングなど仕事以外の小さな達成感を積み重ねることでメンタルが回復していったそうです。

完全に回復するのには1年かかりました

職場復帰してから、とても高度な技術を持っているのに出世コースから外れている定年間近の同僚との良い出会いがあり、色々学ぶことができました

少しずつの積み重ね

メンタルが壊れると、優秀だった人が普通の人ができることや通勤さえ怖くて震えがきて、できなくなります

筋トレやランニングがメンタル回復の休養の時期に役に立ったというのは、自衛官らしいなと思うんですが、御朱印巡りや神社、仏閣にお参りというのは、かわいらしい。

それにも理由がありました。

信じるもの

神社仏閣に行って、仏像に話を聞いてもらう。気になる仕事の報告をし、がんばってくるという事

わびさんの周りのメンタルが強い人は、

  • 仕事に依存しすぎてない
  • コントロールできないことに執着しない
  • 信じるものがある

という3つの共通点があったそうです

仕事以外に没頭できる趣味があり、人が激怒していても「コントロールできない」から気にせず、仕事をしているときは集中しているけど、自分の生き様を貫いている人が強い

人の気持ちや評価ばかり気にしていたら、しんどいですよ。エリートほど気にしそうです。

明日から取り入れられること

理不尽なことを言われたら「はい」と返事しない

無理なことを押し付けられたら仕事に手を付けない

など、ささいな抵抗をします。パワハラする人の要求をのんでしまったら、その後のパワハラのターゲットになってしまうから

パワハラする人は、仕事が上手くいってないんだろうなあ

今いる場所がだめでも、合う場所は必ずある

どこでも通用する人が、転勤でダメになる

上司は選べませんもんね。わびさんは、その後自衛隊→市役所→外資系航空業界に転職

今は幸せにすごされています

雑念を消す

戦闘機F15のパイロットに教えていたことがあるそうですが、彼は無駄な思考がなかったそうです

現在の生活はスマホを気にしながらマルチタスクで何かやってます。ながら仕事は良くないんだな。

音速で移動中にいらないことを考えたら一瞬で墜落してしまいそう

わびさんは集中したいとき、スマホを切って川のせせらぎの音を流して絶対に他のスケジュールが入らないようにするそうです。

相手の話を良く聞く

日本語がわかるんだからコミュニケーションなんて簡単

ではなく

  • 相手の話を良く聞き
  • 簡潔に分かりやすく話す
  • 重要なことはオウム返し

することは大事です。

無線で連絡をとるときは同時に連絡できないから、片方ずつしゃべります。すると大事な事しか言わないですよね。

無線で連絡をとっていると思って話すとコミュニケーションがうまくいくそうですよ

最後に

最後にわびさんが書かれていたのは「本来の自分であり続けること

です。自分がごきげんで、合わない環境からは思い切って離れ、人生を楽しむために仕事をする

そうしたら素晴らしい人生が待っていそうです。

わびさんは今英語の勉強をされているそうです。英語、大事よね

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