最近忙しくて本を読めてなかったのですが、やっぱ本を読むのって良いですね。新しい情報がはいると自分が狭い世界にいたなあと思う
65歳以上になると20人に1人が老人性うつになる
和田秀樹先生は、老人になってかかる一番怖い病気は老人性のうつ病といいます。患者さんと話している感じでは65歳以上の人の15%がかかってるのでは?と書かれています。アメリカの教科書には5%がかかっていると書かれています。
うつ病の症状は、認知症の症状と似ていて、アルツハイマーとも違うので、早めに受診して適切な治療を受けられたら、つらい思いをしなくて済むかも。
うつ対策には日光浴
とにかく外に出て日光に当たると良いようです。日光に当たったら幸福感を伝える神経伝達物質セロトニンが沢山分泌されるんだそう
抗うつ剤をもらうなら、セロトニンを増やすものを出してもらうのがいいそうです。
セロトニンを作るトリプトファン、アミノ酸たっぷりの肉を食べるのも良いです
定年で全てを失ってもニコニコ暮らす人
定年退職して居場所も人間関係も、今まで築き上げてきたものが無くなってしまうと
昔は精神分析でいう「対象喪失」がうつ病の原因で、現代では、「自己愛喪失」がうつ病の原因と言われていますが
対象喪失と自己愛喪失が、ダブルでやってきます。
- 対象喪失=愛する対象を失う事
- 自己愛喪失=仲間や自分を大切にしてくれる人、心の支えになる人を失う事
自分のやりたいことをやる人は定年後に沢山出来た時間で趣味をやったりして楽しみます
85歳の人の体にはがんがある
先生が解剖をしたとき85歳の人の体には全員にがんがあったといいます。
それなら辛い治療をして、がんと闘わなくてもいいんじゃない?って思いますよね
お医者さんに任すのではなく、本には自分の生き方は自分で決めなさいねというメッセージが書かれていると思います。
認知症は怖くない
70代後半になると8~10%の人が認知症になり、85歳になればアルツハイマー型の変化が脳に現れない人はいないと言います。皆がかかるもので、進行が進んだら穏やかになる人が多いらしいですよ
受けたほうが良い検査は脳ドックと心臓ドック
CTで5年に一度、受けておくのがお勧めです。
血管の病気は早期発見できれば大事にならなくで済みます。
この本には、塩のことや、コレステロール、高血圧はそんなに気にしなくても良いように書いてあります。
この本を読んでたら、老人になる事が怖くなくなるわあ。