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88歳、しあわせデジタル生活

若宮さんはパソコンやスマホなど年をとったら遠ざけがちなデジタル機器をつかいこなす後期高齢者です

TEDでもスピーチして、アップルのCEOティムクックとも会ってます。

年齢じゃないんだな。何と愛媛にも講演に来られていたようで、行きたかったな

目次

インストールって何

母にダウンロードって何?って聞かれたときに上手く説明できなかったんですが、この方は

電気屋さんで買った洗濯機が自宅に届く」こと

インストールは「それを使える状態にする」こと

と、とても分かりやすい言葉で説明してくれます。

分かりやすく説明してくれたらとっつきやすいです。

若いころは銀行員をされていた

銀行員をしていた若宮さんは、生まれつき右手の指が上手く動かなかったのでお札を数えたり字を書くのは苦手だったそうですが、自動でお金を数える機械や、字を書かなくても良い機械ができ、仕事がしやすくなりました。嬉しかっただろうな

そのうちコンピューターが使われるようになると企画開発の仕事をして、男性社会のその時代

女性では珍しい管理職の座にも就いたそう。有休をとって外国に行くのもその頃から好きだったそうです。

エクセルアートで布をデザイン

この表紙のブラウスの柄は、若宮さんがデザインしたものです。

58歳でお母さんの介護が始まった時買ったコンピューターでシニアのコミュニティであり、おしゃべりの場「エフメロウ」に入ります

今でも「メロウ倶楽部」に入って運営側で色々活動されてます

インターネットの中に居場所があるという事は心のささえになります

外に出かけなくても人とつながれたら、介護で家にいないといけない等やりたいことがある人には良いです

リケロウを増やす

若宮さんは、ネットでは「マーチャン」と名乗ってます

戦争の影響で初等教育がすっぽりぬけていて、女性は仕事をバリバリできる時代でもなかった。

それなのにアプリを作ったり、外国を飛び回ったりしているのは

本に書かれていた「楽しんで学ぶこと」をしてきたからだそうです。他に書かれていたことは

吉田兼好の徒然草にあるらしいのですが、

うまくないうちから上手な人に混じってけなされても笑われても平然と稽古する人は最終的に名人の境地になる

ことを実行したから

理系の老人「リケロウ」を増やす事が使命じゃないかとおっしゃっていて、シニアも興味があるところから使っていくと良いとおっしゃってます

若いころより、打たれ強くなっている50代の今が
新しい世界に飛び込むチャンスなのかも。

好奇心があって人が好き

マーチャンは、人が好きで外国にもどんどん行って楽しそうな人生を送ってらっしゃいます。

それも一般人では一生合う事ができないような大物にも合うし、しり込みしそうなオファーも受けます。これからも楽しく過ごされるのだろうなと応援したくなりますね

もともと賢い人なんだろうなと思うけど、
できないと思わず興味あることに挑戦するのは
私も真似できる

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