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村雨辰剛さんの本を読みました

村雨辰剛さんの本を貸してもらって読みました。

私はこの方、NHKの筋肉体操で見たのが初めてで、NHKの朝ドラ、カムカムエヴリバディに、アメリカの軍人さんの役で出ていて、かっこよかったなあ。

スウェーデン人の村雨さんが、日本で庭師になるまでのフォトエッセイです、写真が美し~!

若い男子に読んでほしいと思うのに、次男読まない。良く出来た人の本を読んで、こんなん無理や!って思うか、モチベーションが上がるかどうか

本からすごい努力が見てとれるので平凡な男子が読んだらプレッシャーになりそうです。

村雨さんが何故こんなに努力できたかというのは、日本が好きで住みたいという気持ちと、日本で好きなものを見つけたから

目次

日本が大好きになったきっかけ

スウェーデンでは、英語の映画やドラマ、アニメが翻訳されることなくそのまま放送され、英語になじむ下地があります

9歳から学校で英語を習うので早くに英語をマスターします

11歳頃に2番目の外国語を勉強します。村雨さんはフランス語を選びました。

中学を卒業するまでに自分が将来何をしたいか決めてそのための勉強をします。村雨さんは社会科を選び、高校ではスペイン語を学ぶことにしました。

語学得意なんでしょ?と言われるけど、フランス語とスペイン語はマスターできなかったと書いています

16歳の頃マリオやファイナルファンタジーなど日本のゲームから興味をもったそうです

日本に行きたいから日本語をどうしてもマスターしたいと思い始めます。

辞書を持ち歩いたり、パソコンのIMEで日本語変換をダウンロードして、日本人とチャットをしたりして、日本語を習得していきました。

日本語習得まで

とにかく日本語を聞いて聞いて、ボイスチャットで直接話をするときも、何を言っているか分からない時から聞いて、真似をしていったそうです。

村雨さんはヤフーチャットを使っていたそうですが、今は廃止されて無いです。

匿名だと変な人もいるから個人情報を隠した状態でいろんな人とチャットをして、仲良くなった人にちょっとずつ情報を出していったそうです。

賢い

高校に留学したいと、日本の高校に直接電話をかけたけど受け入れてもらえなかったそう

チャットで仲良くなった鎌倉の方の家にホームステイすることが決まったというのはラッキーだったと思います

3か月のホームステイの間、受け入れ先の方の経営する幼稚園のお手伝いをしたり、力仕事をしたり高校のアメフト部に入らせてもらったりしたのも、村雨さんの行動力のたまもの

スウェーデンの学校もやりたいことを応援してくれて、通信教育で3か月分の単位をくれたそうです。

庭師になる

19歳の時、語学学校の就職先を見つけて名古屋に住みます。

日本ならではのことをやりたいと、はじめは宮大工になりたかったそうです。

宮大工は雇ってくれるところが無かったので、庭師のバイト募集に応募しました。日本人でも、すぐやめてしまったり、次の日から来なくなったりするバイトをこなし

弟子入りさせてくれる所を探しだして修行を積みます。この方は本当に努力家です。

淡路ファームランドイングランドの庭

淡路島に、村雨さんが一年かけて作った庭があります。行ってみたい!

淡路を代表するような庭を造ってほしいという依頼がきたそうです。すごいなあ。

キモノ姿もカッコいい。顔ちっちゃい

外から来た人

外国に住んでいた人が日本に来ると、鳥居は何故赤いのかなど、日本人はそんなもんだろうと思いわざわざ調べないことを不思議に思って調べて楽しんでくれているのが嬉しい。

日本のこと、ずっと住んでる私よりも良く知ってて、詳しい!

村雨さんと逆で北欧が好きで北欧のことを発信する日本人も、日本人の目で北欧の良い所や素敵さを発信してくれてて、常識をいい感じにアップデートしてくれます。

村雨さんが、日本人にネガティブな事を伝えるのは、良くなりたいからという提案だったり、議論したい。という気持ちだったりするけど

楽しくない雰囲気になっちゃうのでネガティブなことを話しにくいと書いてました。

客観的に日本のことを見ることができる人と、タブーと言われる宗教や政治の話をするのは楽しいかもしれない。

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