昔「生協の白石さん」が勤めている学生生協の「ひとことカード」の返しが面白いと話題になって本が出版されドラマにもなりました。
読んで上手い!おもしろいなあ。こういう返しって、思いつかないし、できないなと思ってました。
18年前たった現在。続編が出てました。白石さんお元気にされてたんだな。
どの回答も面白い
人の話を良く聞いて「ああ!そういうことかあ」と納得のお答えを返してくれる。
先生は忙しすぎて授業から脱線する質問をしたら、怒るほかない場面のほうが多そうですが、白石さんはどんな質問でも拾ってくれます
なので、無茶ぶりや、白石さんを試している?というような質問も多いです。
何が白石さんを作ったか
どんなボールでも投げ返してくれる白石さんは、どのようにして作られたか
学校という環境で、肩の力が抜けてくすっと笑える解答を、いろんな制約がある学生生協の中で表現して、それが話題になるってことは、学校側も白石さんならOK出してるわけで
もって生まれた才能だろうとは思いますが、場数をふまないと無理かも
学生寮での経験
白石さんは大学4年間を学生寮で過ごしました。
4年生まで誰かと一緒の部屋ですごし、半年単位で役が回ってきます。
携帯電話も無い時代だから電話がかかってきたら皆に分かるように放送された後、電話に出ないといけません。女性からの電話が10回に達したところで、先輩方に布団ですまきにされます
逃げ場がないので、苦手な人ともかかわらないといけません。1対1で話していると、その人の価値観に触れることができ苦手だけどそうでもないかも?
と、人に対する食わず嫌いが払拭されていくのを感じたそうです
スポーツ大会、バンド演奏会、寮祭、駅伝、男装、女装コンテストなどの自主的なイベントの中で、人が苦手だった学生も巻き込まれながら人に慣れていきました
こんなのやったら面白いかも、を周囲に受けるか評価を気にせずやる。それって財産になるよね
金額が安く済むという理由で寮にはいっていたという事でしたが、これは良いと思いました。
本が出版されて有名になった時
寮の仲間から「うまいことやったな」とか「ずるいぞ、俺のほうが面白く書ける」などという連絡が入ったそうです。
社会人になると、面白くても業務に支障をきたすとそれどころでは無くなるから仕事ができる人か社長じゃないと自由に表現できないよね
長男の学生寮
長男の学生寮は、一人暮らし初めての子にはハードルが低そうだから良いだろうと選びました。トラブルがあったら親の耳に入れてくれるのがありがたいんですが、管理人さんが大変そう
学生が自治をしないから、管理人さんの苦労が分からないだろうし、苦手な子はよけたまま4年間すごせる
お金を払ってサービスを受けてる感じで、子供にとっては天国だろうけど、社会人になってからどうだろうねーと思います。